太陽光発電所向けグリーンファイナンス

ニューデジタルケーブル株式会社が組成する合同会社に対する昭和リースによるグリーンファイナンスの実行

対応するSDGs目標

  • 目標7:エネルギーをみんなに、そしてクリーンに

  • 目標8:働きがいも、経済成長も

  • 目標11:住み続けられるまちづくりを

  • 目標13:気候変動に具体的な対策を

本件が環境に与える影響

国内における再生可能エネルギーの導入拡大

概要

2022年3月、ニューデジタルケーブル株式会社(以降「NDC」)が組成する合同会社千歳中央エナジーに対し、NDC が開発し運転開始済の太陽光発電所 2 件の取得を資金使途とする割賦販売契約に基づくプロジェクトファイナンスを実行しました。

NDCは、SDGs 達成に向けての取り組みの一つとして「太陽光発電を中心としたクリーンエネルギーの創出と CO2 排出量削減を目指しクリーンで豊かな環境の実現に貢献していく」ことを表明しています。また、「ベンチャー企業らしい価値創造で、地方で雇用を創出する」ことを企業理念として掲げ、本プロジェクトを含む再生可能エネルギー事業においても、自治体や地域住民とのコミュニケーションを十分にとりながら開発・運営を進めると共に、地元事業者の採用や地域住民の直接雇用を行っています。

第 6 次エネルギー基本計画では 2030 年度の野心的な見通しとして、再生可能エネルギーの電源構成比率を 36~38%(太陽光 14~16%)とし、2050 年には主力電源とすることを目標に国や地域での計画策定・推進がなされています。当社では、本プロジェクトをはじめとする再生可能エネルギー分野へのファイナンス提供を通じ、国内における電源構成の再生可能エネルギーへの転換に寄与していきます。

なお、本件は、SBI新生銀行のサステナブルインパクト評価室により「グリーンローン原則」(※)への適合性が確認されたファイナンスです。

(※)アジア太平洋ローン・マーケットアソシエーション、ローン・マーケット・アソシエーション、ローン・シンジケーション・アンド・トレーディング・アソシエーションにより公表されている原則です。同行サステナブルインパクト評価室では、本原則等と整合的で、同行のファイナンスを対象とした「新生ソーシャルファイナンス・フレームワーク」を策定しており、当該フレームワークの適合性を客観的な立場で確認しています。

千歳中央発電所
弟子屈町発電所